吉野川 第十堰

ほい!

徳島に帰ってきてから第十堰の工事現場へ行ってきた。

第十堰は吉野川河口から上流へ14km。弓状2段の斜め固定堰で、1250メートルの上堰と550メートルの下堰からなる。最高地点の高さ6.4m。幅30mの石積みでせき止めております。

第十という地名の場所に、江戸時代、農業用水を取水するためにつくられた堰で、250年にわたって吉野川での洪水にも耐えその機能を発揮している。

昔、旧建設省(国土交通省)がこの第十堰を取り壊してすぐ下流に1000億円の費用をかけて可動堰をつくるという計画がでてきた時、

この計画に反対ののろしを上げ、リーダーとして徳島市での住民投票を成功させてその計画を白紙撤回させたのが故・姫野雅義さんである。

その後、姫野さんらは、NPO法人「吉野川みんなの会」を結成。これがのちに今の「川の学校」や「川塾」であるWikipedia第十堰

この現在の工事では老朽化で堰体内部の空洞化が進み、堰天端のコンクリート版が沈下している箇所を対象に補修工事を実施しています。(北部)

DSC00720 

DSC00727

DSC00726

DSC00717DSC00718

第十堰に夕日が沈む光景は息を呑むほど美しい。おすすめです

南部から

DSC00684

DSC00681

DSC00714

23573

吉野川は魚の宝庫であり、獲れる魚は堰上なら鮎が多く、堰下ならコイの仲間やウナギが多いです。

夏になると、堰下のテトラポットで手長エビがバケツいっぱい獲れます。

一部ですが今回撮った第十堰周辺の野鳥です

B9O065cCAAEBiNM

B9O066WCQAAJR2N

B9O02qBCAAA4-93

B9O04tzCAAAeIFg

吉野川橋(下流)での野鳥

DSC00812

DSC00836

DSC00848

DSC00791

DSC00798

DSC00809

2356923568

 23570

今回あまり多くの野鳥を観測することができなかったけど、水辺の生き物に触れれてよかった。

今夜は弓張月。

DSC00874

また次回

コメントを残す